--- title: "R Notebook の表題" author: "学籍番号 氏名" date: "`r Sys.Date()`" output: html_notebook: default --- R Notebook は、[R Markdown](http://rmarkdown.rstudio.com) の一つの形式で、コードを実行すると、その下に実行結果が現れます。 コード・チャンクは、ハイライトされています。そのコード・チャンクは、 *Run* ボタンを押すか、コード・チャンクの右上にある、右を向いた三角形をおすか、 *Ctrl+Shift+Enter* (Win) または *Cmd+Shift+Enter* (Mac) のキーで実行できます。 ```{r} plot(cars) ``` ```{r} str(iris) ``` ```{r} summary(iris) ``` あらたにコード・チャンクを挿入するときは、ツール・バーの *Insert Chunk* ボタンを押すか、または、 *Ctrl+Option+I* (Win) or *Cmd+Option+I* (Mac) でも可能です。 ノートブックを保存すると、コードを含む HTML ファイルが作成されます。プレビュー(*Preview* )ボタンまたは、 *Ctrl+Shift+K* (Win) または *Cmd+Shift+K* (Mac) でも可能です。 *Knit* で他の形式の出力をするときは、最初から一つ一つコード・チャンクを実行して、その結果が出力されますが、R Notebook の、プレビューは、実際にコード・チャンクに表示されているものだけが、含まれます。したがって、たとえば、エラーがあるコード・チャンクも、そのまま表示されます。*Knit* で他の形式の出力をするときは、エラーがあると、出力されず、途中で停止します。 ```{r} head(iris) ``` 一つの数値ベクトルに対して、その散らばりかたは、ヒストグラムでみます。 ```{r} hist(iris$Sepal.Length) ``` 幾つに分割するかは `breaks` で指定します。 ```{r} hist(iris$Sepal.Length, breaks=15) ``` 二つの数値ベクトルを指定すると、散布図が描けます。 ```{r} plot(iris$Sepal.Length, iris$Sepal.Width) ``` 下は、どんな散布図かわかりますか。 ```{r} plot(iris) ``` 下のコードは、各列の相関係数(corelation)を計算するものですが、第5列目は、数値ではないので、エラーとなります。 ```{r} cor(iris) ``` したコードは、最初の四列だけの相関係数を求めています。 ```{r} cor(iris[,1:4]) ``` ## 練習問題 `datasets` には、`mtcars` というデータがありますが、下に、新しく、コード・チャンクを挿入して、最初の6行、データ構造(str())、デーが概要を調べてください。Help を使ってみるのも良いですよ。ヒストグラムや、散布図も描けますか。 ## スクリプト(R Script)の実行例 ```{r} coronavirus <- read.csv("https://github.com/RamiKrispin/coronavirus/raw/master/csv/coronavirus.csv") head(coronavirus) ``` ```{r} coronavirus$date <- as.Date(coronavirus$date) COUNTRY <- "Japan" df <- coronavirus[coronavirus$country == COUNTRY,] df_confirmed <- df[df$type == "confirmed",] df_death <- df[df$type == "death",] plot(df_confirmed$date, df_confirmed$cases, type = "h") plot(df_death$date, df_death$cases, type = "h") ```