いろいろな R Markdown フォーマット

学籍番号 氏名

2024-02-17

R Markdown の出力形式をためしてみよう

R Notebook と他の形式

R Notebook は、R Markdown の一つの形式ですが、書式はおなじですから、コードを実行すると、その下に実行結果が現れます。

コード・チャンクは、ハイライトされています。そのコード・チャンクは、 Run ボタンを押すか、コード・チャンクの右上にある、右を向いた三角形をおすか、 Ctrl+Shift+Enter (Win) または Cmd+Shift+Enter (Mac) のキーで実行できます。

R Notebook の、プレビューは、実際にコード・チャンクに表示されているものだけが、含まれますが、Knit で他の形式の出力をするときは、最初から一つ一つコード・チャンクを実行して、その結果が出力されますから、エラーがあると、出力されず、途中で停止します。

日本語・中国語・韓国語

文字化けが、起こることが多く、対応が、一定せず、難しかったのですが、現在は、どの場合も、次の設定で、解決しているようです。下の例を確認してください。

# showtext を、インストールしていない場合は、一回だけ、右上の三角をクリックして実行
install.packages('showtext')

パッケージをロード

library によって、Package をロード(いつでも使えるように)します。

library(tidyverse)
library(showtext) 
knitr::opts_chunk$set(fig.showtext=TRUE)

Test Code Chunk (1)

head(cars)
##   speed dist
## 1     4    2
## 2     4   10
## 3     7    4
## 4     7   22
## 5     8   16
## 6     9   10

Test Code Chunk (2)

plot(cars, main="散布図")

Test Code Chunk (3)

df_iris <- iris
colnames(df_iris) <- c("萼長","萼幅","葉長","葉幅","Species" )
tab <- data.frame(Species = c("setosa", "versicolor", "virginica"), 
                  "種別" = c("ヒオウギアヤメ", "ブルーフラッグ", "バージニカ"))
df_iris <- df_iris %>% left_join(tab, by=c("Species" = "Species")) %>% select(-5)
df_iris %>% slice(1:2)
##   萼長 萼幅 葉長 葉幅           種別
## 1  5.1  3.5  1.4  0.2 ヒオウギアヤメ
## 2  4.9  3.0  1.4  0.2 ヒオウギアヤメ
knitr::kable(df_iris[1:6, ])
萼長 萼幅 葉長 葉幅 種別
5.1 3.5 1.4 0.2 ヒオウギアヤメ
4.9 3.0 1.4 0.2 ヒオウギアヤメ
4.7 3.2 1.3 0.2 ヒオウギアヤメ
4.6 3.1 1.5 0.2 ヒオウギアヤメ
5.0 3.6 1.4 0.2 ヒオウギアヤメ
5.4 3.9 1.7 0.4 ヒオウギアヤメ

Test Code Chunk (4)

新しいコード・チャンク

あらたにコード・チャンクを挿入するときは、ツール・バーの Insert Chunk ボタンを押すか、または、 Ctrl+Option+I (Win) or Cmd+Option+I (Mac) でも可能です。

まずは、Preview がおすすめ

ノートブックを保存すると、コードを含む HTML ファイルが作成されます。プレビュー(Preview )ボタンまたは、 Ctrl+Shift+K (Win) または Cmd+Shift+K (Mac) でも可能です。

いろいろな出力形式を加えたYAML

output:
  pdf_document: 
    latex_engine: xelatex
  beamer_presentation: 
    latex_engine: xelatex
  html_document:
    df_print: paged
  html_notebook: default
  word_document: default
  powerpoint_presentation: default
  ioslides_presentation: default
  slidy_presentation: default

Knit ボタンから、他の形式を選び、試してみてください。

出力形式に関する備考

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 word_document:
    reference_docx: my-styles.docx
 powerpoint_presentation:
    reference_doc: my-styles.pptx
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さまざまな設定

参考文献 References